Description
詳細 |
●ザルツブルクの歴史を代表する金貨でたった一枚しか存在しない世界最高グレード鑑定品! . ●1628年、オーストリア・ザルツブルクに壮麗な大聖堂が完成しました。このダカット金貨は、その完成を記念して作られた金貨であると同時に、カトリックの信仰と文化の勝利を象徴するものでもあります。 この大聖堂が完成したのは、カトリックとプロテスタントの対立から始まり、ヨーロッパ全体を巻き込んだ「三十年戦争(1618~1648)」の最中のことでした。 コインには、ザルツブルクの守護聖人である聖ルーペルトと聖ヴァージリウスが描かれており、信仰と都市の精神的支柱を象徴しています。 ザルツブルクは「戦わずしてカトリックが秩序と信仰を保った都市のモデル」とされ、大聖堂はその象徴でした。 当時、神聖ローマ皇帝フェルディナント2世はカトリック絶対主義を推進しており、軍事力ではなく宗教的正統性によって存続した都市・ザルツブルクの存在は、カトリックにとって格好のプロパガンダとなりました。 ●裏面には、1628年9月24日に行われた聖ルーペルトと聖ヴァージリウスの聖遺物の移送儀式が描かれています。 . ●そして今日でも、オーストリアを訪れれば、コインに描かれている大聖堂が当時のままの姿で残されており、信仰と文化が築いた歴史の重みを静かに伝えています。 重量:約13.91g/金品位:約0.986(ほぼ純金)
このコインと発行が同じ1628年にザルツブルク大聖堂は建立しました。この金貨はこの大寺院建立を記念した特別な一枚です! |
状態 | MS64+ |
年号 | 1792 |
管理番号 | 002-0332 |