説明
詳細 | ●18世紀、スペイン帝国が世界に覇を唱えていた時代、南米チリ・サンティアゴの造幣局でこの**「1751年 フェルナンド6世 8エスクード金貨」が鍛造されました。 . 当時の8エスクード金貨はスクリュープレス(ねじ式圧搾機)による鍛造技術で製造されており、大量に打たれた影響で刻印が摩耗しやすく、特に中央の顔や髪のディテールが潰れている個体がほとんど。しかし本品は、その精緻な彫刻が驚くほど鮮明に残されており、全グレード帯を通しても極めて稀少な状態を誇ります。 ●表面には、当時のスペイン王フェルナンド6世の威厳ある肖像が描かれています。特徴的な巻き毛と軍服は、18世紀ロココ文化を体現し、その視線の先にはスペイン本国と植民地の繁栄がありました。 ●本品は、その歴史的背景と希少性、そして卓越した状態の三拍子が揃った、まさに南米金貨の中でも指折りの逸品。 |
額面 | 8エスクード |
鑑定内容 | 1751SO J Chile 8E MS-62 |
管理番号 | 002−0293-1 |