【ロイヤル金貨】沈没・1715スペイン船団　8エスクード　MS-65

本品は、スペイン帝国がアメリカ大陸から本国へ莫大な財宝を輸送するために組織した1715年の財宝船団に積まれていた、極めて希少なロイヤル8エスクード金貨です。
このロイヤル金貨は、通常流通用の粗打ち金貨（Cob）とは根本的に異なり、王室への献上を目的に、特別にわずか20枚程度のみ製造された“王室献上用”です。

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●鍛造は、アメリカ大陸最初の造幣所であるメキシコシティ造幣局（ミントマーク：Mo）。
当時としては最先端の技術である人力スクリュープレス（螺旋圧搾機）を用い、正円形・高精度で打刻されたのち、熟練の職人により手仕上げされました。
その結果、完全な円形・深く均一な打刻・中心揃いの紋章や文字など、芸術品のような美しさを備えています。

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●一方、同時代に大量流通していたCob金貨は、金塊をそのまま粗く切り出し、手作業のハンマーで打ちつけたため、歪み・打刻ずれ・部分欠損が当たり前。
その中でロイヤル金貨は、まさにスペイン帝国の威信を象徴する“理想の金貨”だったのです。

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●しかし1715年、を航行中の財宝船団（11隻）はハリケーンに遭遇し、壊滅。
この金貨も王のもとへ届くことなく、海底へと沈みました。

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●そして時は流れ、沈没からちょうど300年後の2015年。
米国のサルベージチームにより奇跡的に引き揚げられ、世界中で話題となります。
この発見の様子は、2016年の日本正月特番（所ジョージ氏出演）でも紹介されました。
さらに発見者のブレント・ブリスベン船長は、自身の体験をTEDトークにてスピーチし、大きな反響を呼びました。

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●是非、日本語字幕付きのTED動画をご覧ください！

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