説明
詳細 | ●神聖ローマ帝国皇帝カール6世10ダカット金貨ユニーク品(現存唯一のコイン!) 1715年にハンガリー王領内で鋳造された本品は、神聖ローマ帝国皇帝の名の下に発行された10ダカット金貨であり、現存唯一(ユニークピース)と公式に認定された極めて希少な歴史的遺産です。 重さ約34.86グラム、高純度金(22金相当)で構成されるこの金貨は、300年以上の時を経てなおNGC鑑定においてMS63という最高級の保存状態を誇ります。アメリカ・CNG(Classical Numismatic Group)主催の2018年オークションにて出品され、落札価格は37万ドル(手数料含む約4,900万円)に達しました。2025年現在の為替レートで換算すれば約6,500万円相当、さらに日本への輸入時にかかる消費税10%を加味すれば、総額で約7,150万円に上ります!! . ●この金貨の最大の魅力は、通常流通する10ダカット金貨とは比較にならないほど極印が鮮明で完成度が高く、皇帝本人への献上品(ギフトピース)として特別に打たれた「儀礼用コイン」である可能性が極めて高い点です。その保存状態からも明らかな通り、これは単なる貨幣ではなく、ヨーロッパ王侯貴族のキャビネットに厳重に保管されてきた美術品級のミュージアム・ピースであったと推察されます! ●1715年は、スペイン継承戦争(1701–1714)が終結し、ハプスブルク家が新たな領土を得て体制を再構築しつつあった重要な転換期にあたります。本金貨が発行されたのは、そのような時代背景において皇帝カール6世の正統性と王権を視覚的に強調する政治的象徴としての意図があったと考えられます。戦争そのものを記念したものではありませんが、**戦後秩序の安定と王権の威厳を体現した「静かなプロパガンダ」**といえる存在です。 . ●本品は、美術的・歴史的・投資的すべての観点において突出した価値を有する世界に一枚しか存在しないコインであり、**「個人が手にできる世界遺産」**と呼ぶにふさわしい逸品です。世界の超富裕層や国際的なコレクターの間では、こうしたユニークかつ状態完璧なハイエンド金貨への需要が非常に高まっています。将来にわたって受け継がれる真の現物資産として、確固たる地位を築いています。 現物をご覧になりたい方は、事前に下見のご予約をお願いいたします。 |
額面 | 10ダカット |
鑑定内容 | 1715CH PW HUNGARY 10D FR-176a MS-63 (34.86g) |
管理番号 | 002−0292 |